(1)無意味な宇宙人への好奇心

宇宙人への過剰な好奇心はマイナス

宇宙人やそれと関連づけてしばしば話題となるUFOへの過剰な好奇心は、全く意味がないどころか、人々の意識を肝心な霊的成長かららせてしまうという点で有害とさえ言えます。宇宙人もUFOも、必要以上に関心を向けるようなものではありません。

シルバーバーチは次のように言っています――「人間はどうでもいいことにこだわり過ぎるように思います。火星にも人間のような存在がいるのだろうかとか、そんなことを心配してはいけません。」

大切なのは宇宙人ではなく霊界人

私たちがまず意識を向けるべき対象は、宇宙人ではなく「霊界の人々」です。いつか必ず死を迎える地上人にとって、霊界の存在は最大の関心事であるはずです。それに比べ他の天体は、私たちの死後の生活と直接的には関係しません。死後、誰もが必ず行くことになるのは、他の天体ではなく霊界なのです。

さて、現在の地球における最大の出来事とは、霊界を挙げての人類救済活動が現実に今、進行しているということです。その大プロジェクトは、イエスを頂点とする高級霊団の組織的活動によって進められています。そしてそれによって地球上に、徐々に“霊的光”が射し込むようになってきました。他の天体から来た宇宙人によって人類救済活動が進められているのではありません。宇宙連合があって地球の浄化が行われているわけではありません。この点をしっかりと押さえておくべきです。地球人類の運命は、霊界からの働きかけによって決められてきたのです。

多くの天文学者が指摘しているように、私たちの知らない遥かかなたの天体に宇宙人が存在していることは事実ですが、現時点において地球人と直接的な関わりを持ってはいません。地球人に特別な影響をもたらすようなことはありません。宇宙人の存在は、地球人にとって重要な意味はなく、実際にはどうでもいいことなのです。死後における霊界での生活と、その準備のための地上人生こそが、私たちにとってのすべてです。宇宙人とか他の天体といった何の意味もない単なる好奇心レベルのことに、いつまでも固執していてはなりません。

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